1. >
  2. Articles
  3. >

セブの投資環境と新規プロジェクト2018年

PropertyAccess Team |

Article Summary

  • メトロセブはマニラ首都圏に次ぐ大都市圏で南部のビジネスの中心地
  • マクタン・セブ国際空港の拡張、近隣諸島での国際空港建設でさらに人の流入が活発に
  • ラプ=ラプ市では高級レジャー物件、マンダウエ市では手ごろな価格の物件が開発予定

セブの投資環境と新規プロジェクト2018年

セブ島

セブ島は、フィリピン中部のビサヤ諸島にある島で、南北に225kmにわたって伸びる面積4422km2の細長くて大きな島です。周囲はマクタン島、バンタヤン島、マラパスカ島、オランゴ島など小さな島々に囲まれています。

東にカモテス海とカモテス諸島をはさんでレイテ島、ボホール海峡を挟んでボホール島、西にタノン海峡を挟んでネグロス島、南にシキホル島、北にビサヤン海を臨みます。

全島とその属島がセブ州で、島の東海岸中央部にある人口72万の州都セブ、マンダウエ市をはじめ6つの都市があり、マニラ首都圏(メトロ・マニラ)に次ぐ大都市圏、メトロ・セブを形成しています。フィリピン統計機構によると、2015年の人口統計で293万人、フィリピン全土で5番目に人口が多い州となっています(1位:カヴィテ州、370万人、2位:ブラカン州、330万人、3位:ラグーナ州、300万人、4位:パンガシナン州、295万人)。セブ州の人口密度は平方キロメートルあたり594人で、2015年統計によるとマンダウエ市が1位で平方キロメートルあたり14,402人、とラプ=ラプ市が2位で平方キロメートルあたり7,024人となっています。ほとんどの人はセブアノ語を話し、これはビサヤ諸島の共通言語になっています。

マクタン島は風光明媚で風通しがよく、一般に言うセブ・リゾートはここマクタン島を指す場合が多く、外国からの移住者も多くいます。昔ながらの大きな市場カルボンマーケットがあるほか、観光客相手の巨大ショッピング・モールやリゾートホテルがセブ市やマクタン島に多数あります。

Cebu Property Expo他各社では、セブ島への投資メリットについて以下のように説明しています。

1. ビジネス機会
セブはフィリピンで2番目に大きな都市で、南部のビジネスの中心地です。その低い運転コストからセブは主要なビジネスハブへと成長しました。その経済を支えるのは、観光、重工業、家具製造およびアウトソース業などがあります。2013年、世界的コンサルティング会社Tholons(ソロンズ)が発表する世界の世界のアウトソース先トップ100では、セブは第8位にランクしました。現在も、セブはますますの発展を遂げています。
 
2. 堅調な経済
長年にわたって、セブにおける様々な産業が何千もの労働者を雇用してきました。現在、住宅用、商業用のビルの開発があちこちで進んでいます。商業用のコンドミニアムも多く建設されており、不動産業界は最も急成長の業界となっています。数多くのビジネスが登場し、開発案件が進行中で、投資家はセブの経済により確信を持っています。
 
3. 急成長する観光
ビジネスの中心としてだけでなく、セブは人気の観光地でもあります。近代性とゆったりとしたアイランドライフの完璧な融合で、セブは世界中の観光客から愛されています。手付かずのビーチ、素晴らしいダイビングスポット、遺産に世界的にも有名なシヌログフェスティバルなどを求めて観光客はセブ島に訪れます。セブの観光業は、年々成長を見せる訪問客を迎え成長に沸いています。
 
4. 国内各地へのアクセス
地理的に中央に位置し、セブはフィリピン国内各地へのアクセスが容易です。バンタヤン島、ボホール島、ネグロス島、レイテ島といった近隣の島へはボートで行くことができます。マクタン国際空港は、世界各国はもちろん、フィリピンの主要都市間とのフライトががあります。

5. 技術と才能の宝庫
セブの教育機関もまた、スキルに特化して訓練可能な大卒の労働力を強化するのに貢献しています。セブは今では、コールセンターから情報技術開発、会計および法務まで、様々なエリアで事業を行う、地元企業、多国籍企業であふれています。地元の才能の貢献も大きく、セブにおけるクリエイティブ産業は世界的に活躍するアーティストや、特に家具業界におけるデザインを生み出してきました。



セブ不動産セクターの動き

マクタン・セブ国際空港(MCIA)の拡大プロジェクトが完了し、セブの観光地としての魅力がさらにアップするでしょう。2016年1月から11月で、セブを訪れた国内外の観光客は346万人となり、フィリピンで最も観光客が訪れた場所となりました。2016年の値は、対前年で12%高となりました。観光客が引き続き到来することで、デベロッパーはホテルやリゾート志向のコンドミニアムプロジェクトの建設を強化せざるを得なくなります。観光客の増加に合わせて、2016年の占有率は2015年の65%から68%に上昇しました。デラックスおよびファーストクラスのホテルの堅調な占有率は、旅行で高額を支出する観光客が引き続き流入していることを意味しています。セブの観光地としての魅力の増加と投資先としての競争力の増加は、今後1年間の観光客数の増加の15%~20%を底上げするでしょう。

また、SunStar紙によると、財務省バヤニ・アガビン次官は、セブ国際コンテナ港他3つのプロジェクトが、政府の「Build, Build, Build(建てて、建てて、建てる)」プログラムに基づいて建設されると述べました。セブコンテナ港はコンソラシオンに建設されることになっており、総工費は100億ペソが見込まれ、セブ港湾局の輸送課によって工事が進められるとのことです。アガビン次官によると、コンテナ港以外に3つのプロジェクト(イロイロ国際空港、パングラオ国際空港(ボホール)、バコロド-シライ国際空港)が実施される予定で、総工費は552.3億ペソということです。
(出所:SunStar

また、同紙は、セブの土地が不足してきており周辺の島々へ目を向けるデベロッパーも多くなってきている一方で、セブの戦略的な立地と都会的な風景とほどよい自然が、外国人の退職者、エンドユーザー、投資家を引き付けてやまないことも挙げています。セブは今後も健全な縦横の拡大を見せるとしており、2017年前半期ではより多くの住宅・区画プロジェクトがローンチしました。2017年前半期にローンチしたのは1,200ユニットで、2016年前半期と比べると34%増となりました。2017年前半期の住宅・区画の成約済みは、1,400ユニットで、前年同期比では16%減となりました。マンダウエ市、ラプ=ラプ市、セブ市でのプロジェクトの開発が引き続き進み、住宅も区画も高額になってきており、手ごろな価格のユニットの開発が積極的に進められています。2017年前半期のコンドミニアムユニットのローンチは、約1,280ユニットで、2016年同期と比較して57%落ち込みました。コンドミニアムの成約件数は一方で2,600ユニットとなり、2016年同期と比較すると18%の減少にとどまりました。

セブ市における大型のコンドミニアムに対する需要は主要ビジネスハブに住む外国人によってけん引されており、一方でスタジオタイプや1ベッドルームのユニットは、国内外の投資家、アウトソーシング事業の従業員および都市部および近郊の町や州から来る裕福な学生が占めています。セブでは、今後4年間にわたって、毎年平均3,500ユニットほどが完成見込みとなっています。Colliersによると、中期的には、ラプ=ラプ市ではさらに高級およびレジャーコンドミニアムの開発が、マンダウエ市では手ごろな価格のプロジェクトが見込まれるとしています。

2017年前半期のセブにおける平均住宅価格は、セブ市内の高層プロジェクトでは平米あたり96,000ペソ(約20万6900円)、平面プロジェクトではユニットあたり640万ペソ(約1,379万円)でした。ラプ=ラプ市における高層開発プロジェクトの価格は、平米あたり平均115,300ペソ(約24万8,500円)、一方で平面開発プロジェクトはユニットあたり平均250万ペソ(約538万円)でした。Colliersは、ラプ=ラプ市でのコンドミニアムプロジェクトの金額が高かったのは、ラプ=ラプ市のレジャー地としての性格が強いからだと述べています。
(出所:SunStar

フィリピンに数あるデベロッパーの中で、フレデリック・ゴー社長率いるロビンソンランドコーポレーション(RLC)は、2017年12月末、その都会ライフスタイルブランドであるロビンソンズ・レジデンシーズが提供するギャレリアレジデンシーズの鍬入れ式を行い、新たな幕開けを祝いました。ギャレリア・レジデンシーズはセブ市のジェネラル・マキシロム通り沿いのロビンソンズ・ギャレリア・セブコンプレックス内の3棟からなるレジデンシャル開発物件です。4.6ヘクタールの複合用途開発地には、ロビンソンズ・ギャレリアモール、サミット・ギャレリアホテル、および完成間近のロビンソンズ・サイバーゲート・ギャレリアオフィスがあります。RLCのセブでのその他の最高級開発物件には、セブ市ラハグのゴロルド通り沿いの最初の住宅用コンドミニアムとなるロビンソンズ・レジデンシーズのアザレア・プレース、マクタン初のレジャーレジデンシャルコミュニティとなるロビンソンズ・ラグジュリアのアミサ・プライベート・レジデンシーズがあります。
(出所:Robinsons Land Corporation


Categories